すっかり、ご無沙汰しています。
そんな間に、夏の顔がチラリ、チラリと見え隠れしてきました。
沢山の雨が降りましたが、みなさま、おかわりないですか?
それだけが心配です。
blogを更新していない間に、色々ライブへ足を運んできました。
まずは、岡山で開催された今年20周年の「真心ブラザーズ」のライブ「サシ食いねぇ!」
特に目標も無く、学生時代は部活をやったり、バイトをしたり、恋をしたりと平凡な学生生活を送り
卒業後は介護の仕事に付こうと勉学に勤しんだ(勤しみましたって! 笑)私からしたら
音楽に携わって生きていく姿など微塵も想像できず。
正直、そんな仕事に憧れるという発想も無かったんです。
だから、ただの1人のファンとして、学生時代のバイト代や、就職してからの給料や、休日をつぎ込んだ
「ステージの上」の人たちと言葉を交わしたりする未来は、想像する事すら思いつかない訳です。
20歳の時、自分が一番好きな人と話をすることや
宝物のように、大事に、だいじに聴いてきたCDを本人が手に持っていることや
ステージの上からの皆への笑顔を、自分だけのものだと勘違いしなくても
ほんまに自分に微笑んでくれていることや
バイト代を貢いだに等しいその人が「ビール持って帰って!」って、笑顔で追っかけてきてくれる。
そんな奇跡のようなことが、起きるんですね…
実は、現実味がなく、サインが入ったCDをリビングに飾っています。
そして、もう一つ。
広島CLUB QUATTROで開催された、こちらも20周年の「EGO-WRAPPIN’」のお祝いライブへ。
私がEGO-WRAPPIN’と出逢ってからは15年くらいなのですが…
パンパンのクアトロでのライブは最高過ぎて、幸せすぎました。
15年前、心に大きな跡をつけた「あの曲」になったときには、大きな歓声をよそに
瞬時に、15年前に初めて「あの音」に出逢ったときの衝撃を思い出しました。
あの人も、あの人も、今では顔なじみの人たちが集まったクアトロ。
同じ時を一緒に過ごし、重ねてきた人達。
いろーんな事を思い出して「今」という時間があることに感謝をしました。
当時は想像する発想すらできない「今」です。
ここまで40年間の人生…
実は、けっこう辛いこと沢山あるんですけど…
歳を重ねるのは悪くないと思えた瞬間でした。
ライブ中にEGO-WRAPPIN’は20周年、清水ミチコさんが30周年、矢野顕子さんが40周年、
森山良子さんが50周年、内海桂子師匠が70周年。
20周年なんて、まだまだ蟻の爪みたいなもんです。と、よっちゃんが言ってましたが…
本間四畳半は、来週7月8日で丸11年を迎えます。
みなさんに比べたら、ゾウリムシの繊毛みたいなものでございます。
今年は、特に何もしないのですが以前からお誘いをして頂いていた
RCCラジオさんの「Canvas」という番組に出演させていただく事にしました。
ディレクターの石塚さんのお声かけに、そっと「きこえていないふり」をしていたのですが(笑)
今回、お誘いいただいた日にちが7月1日で、翌週でまる11年という節目であることに気が付き
素直にお受けさせて頂きました。
明日、7月1日の22:00から生放送です。
わりと、ご縁とかタイミングとか信じているタイプでして…
涙を誘う感動のエピソードも無く、爆笑を巻き起こす持ちネタも持ち合わせておらず申し訳ないのですが
自分たちの歩んできた11年間のこと、大事なあなたと重ねてきた11年という日々のこと
愛おし音が流れた11年という時間のこと。
一緒に、懐かしく想いながら、これからの未来の事を想像しながら
お付き合いいただければ嬉しいです。
悲しい出来事には 僕は無力無力
だからこそ楽しい気持ちで溢れてたいのさ
気付けば遠くまで来てる まだ旅は始まったばかり
やっと聞こえてきた自由の声が 空を見上げて笑う
新しい夜明け 『真心ブラザーズ / GREAT ADVENTURE』
(1996年:Ki/oon Sony Records)