着々と展覧会の準備をしている。仮タイトルは「DJ Mahoutsukai is」。会場は東京のとあるギャラリー。11月下旬から二週間。

展覧会はコンサートと異なり、一度準備を整えてしまえばそれ以降は何もしなくてよい。もちろんオープニングレセプションやアーティストトーク、滞在制作をする場合もあるが、作品の設置が完了すれば、それ以降は本人がその場にいなくても現場が発生し、保たれる。本人稼働はない。場合によっては作品を郵送し、立ち合いすらない場合もある。

毎日、ちょっとずつ展示の設計図をノートに記している。楽譜やアートワーク、MVや衣装をどこに配置しようか。ギャラリーには半地下孤立したスペースがあるから、せっかくならそこにピアノを置いてみたい。そうすればトークイベントの終わりに一曲弾くこともできるし、コンサートもできる。マイクを立てれば長時間のイベントとして公開録音だってできる。展示室と録音スタジオを兼ねて、お客さんを入れて次のアルバムまで録音できるなら一挙両得だ。

そもそも腰痛でコンサートができない代わりに考案した「展覧会」だったはずなのに、気づくと張り切って演奏をしまくりたい気分になっている。

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９月15日（金）ゲンロンカフェにてベトナムについて考えるトーク
イベント開催。是非いらしてください