おかげさまで年末恒例となりました当店企画のベスト・ディスク企画、今年で6年目となりました!
今年も新しい選出者に参加いただき、それぞれの”今年の5作品”を紹介してもらってます。
作品のフォーマットは特に限定しておりません。
盤選者の方はアルファベット順で紹介させて頂いてます。
(作品の表記は、アーティスト / アルバム (楽曲) タイトル / レーベルの順です。)
ぜひ年末年始の暇つぶしにどうぞ!
ATUSYA
山口県周南市出身。
建築デザイン学生。
音楽食堂ONDO、そらや、カミチョウでスタッフやらせてもらっています。
音楽食堂ONDOにて不定期イベント、TORIAEZU やらせてもらっています。
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Ensemble Nist-Nah / Elders / Black Truffle
フランス在住オーストラリア人ドラマーWill Guthrie率いる9人組パーカッション集団。
いろんな音がぶつかり、離れて、近づいて、戻って、広がって。
ライブ映像、みんなめちゃめちゃ叩いてます。いつか生で体験してみたい。 -
Flock / Flock / Strut
深く深く泳いでいきます。
エクスペリメンタル、ミニマルなフリージャズ。
ロンドンの5人のアーティストからなるバンド。緊張感ある精神世界。
深く深くしっかりと泳いでいきます。宇宙。アートワークも素敵ですね。 -
V.A / Dancefloor Detonators Vol.2 / Invisible Inc
アシッド、密林系などなど個性豊かな曲が並ぶ作品。
タイトル通り、ダンスフロアの起爆装置となりそう。
タイミング良く、かっこ良くフロアでかけて踊りたい。 -
Forgiveness / Next Time Could Be Your Last Time / Gondwana
アンビエント?ジャズ?エレクトロニカ?
ECM的世界観。
ひたすらに気持ち良く、心地よい。温泉。瞑想。
だけど、情緒的で揺さぶられる。めちゃくちゃ良いです。 -
Marc Anderson / Time Fish / First on vinyl
Steve Tibetts の制作パートナーとしても活動してきたアメリカのパーカッショニストMarc Anderson。
1993年アルバムが初のレコード化。
学校の先生がふと教えてくれた思い出な1枚。内容も素晴らしいです。
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今回、企画に誘って頂いた山岡さんありがとうございます。
今年は周りの環境にも恵まれ大きく音楽の幅が広がり、たくさんの良い音楽と出会うことができました。
来年も、皆さんと良い空間で良い音楽を良いアンテナ立てて共有していけたら幸せだなと感じます。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
Ayumi Fukumoto
AYUMIごはん
熊本県出身
イベントなどでのフードケータリングを経て、現在、広島市中区にある音楽食堂ONDOの料理担当。
ひとつひとつ手作りの素朴で優しいごはんです。
音楽食堂ONDO
広島市中区田中町6-3 音戸温泉ビルB1F
082-245-9563
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kokoroko / Could We Be More / Brownswood
前作EPもよかったので今回アートワークが素敵で聴きたい!と思ったところやはりよかった!
ロンドンを拠点とするアフロバンド。大らかで優しくて開放的。哀愁や郷愁感じる一枚です。五曲目の「Dide O」が特に好き。
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Jeremy Cunningham , Dustin Laurenzi , Paul Bryan / A Better Ghost / Northern Spy Records
ラストトラックの”The Way We Remember”をたまたま見つけて聴いたときの衝撃。
即興的なドラムとこの曲だけ美しいヴォーカルが入っていて、思わず眼を閉じて聴いてしまう。映画のような一曲。
全曲ドラム、シンセサイザー、ホーンの重なりがすごく気持ちいいのです。
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MaL / Primal Dub / HOODISH RECORDINGS
ベースミュージッククルー”PART 2 STYLE” MaLさんの初ソロアルバム。昨年大怪我による80日間もの入入院中に制作された楽曲だそうで穏やかで優しいメロウなダブです。
私的には家族を感じる作品で、休日にお家でゆっくり聴くのが気持ちいい。
カセットテープと配信でリリースされたのですが、なんと2023年の春にアナログでのリリースが決定されていますよ!絶対買うー!
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浮 / あかるいくらい / Sweet Dreams Press
米山ミサさんのソロユニット”浮”
とにかく歌声がみずみずしく美しく。繊細で、小さな粒を拾っていくかのような楽曲の数々です。
CDアルバムのデザインも質感やかたちで音楽をそのまま表現した詩集のよう。音もいいです!
今年、念願のオンドでのLIVEはもう最高でした!
ずっと聴ける、聴いているアルバムです。
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犬式 / 動物宣言 / Provincia Records
犬式、13年ぶりのアルバムリリース。強いメッセージを、すっと身体に染み込むように自然と揺らぎを生む言葉と演奏。
今年「キカイノカラダ」は何回聴いたことだろうなぁ。パワー貰います。
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今年もコロナの影響で思うように営業出来なかった年初めから一気に自粛規制が無くなりイベントも多く、若い人たちがいきいきしているのを感じたり、新しい事が生まれていくのを見ることが出来て嬉しかった一年でした。音楽や絵、ARTが必要だということをより感じたし、やっぱり現場なのよ!と真に思った。2023年も皆様にとって素敵な一年になりますように。良いお年をお迎えください。
CONSTRUCTiON
『MidNightTales』主催
様々なアーティストがミックスした”夜聴き”コンピレーションとして人気の『LateNightTales』シリーズへのオマージュとして、音楽を聴きながら語れる曲や、普段のDJでは滅多にプレイしない曲をセレクト。
毎月第2木曜日 夜9時~広島 流川 bar edgeにて開催。
『レコード鑑賞会』主催
「音楽はタイムマシーン」時代を語るレコード
音楽と共に思い出すあの場面
なつかしい音楽から今の音楽をレコードの音で浸ってみませんか?
をコンセプトに毎月第3日曜日 朝9時半〜11時半 広島 宇品 公民館にて開催。
(感染拡大防止の為、休会中)
その他、お誘い頂いた様々な
イベントや会場でDJをしてます。
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HAGOP TCHAPARIAN/Bolts/Text Records
FOUR TETこと Kieran Hebdenのレーベルからデビューアルバムをリリース。聴く度にこんな(音)が入ってたんだと新たな発見が多くあるアルバムです。それは長年にわたり、中東や地中海諸国への旅行中に会ったストリートミュージシャンやその他の出来事を録音されており、これらの(音)は彼の作曲に巧みに編集されています。
クラブ トラックからアンビエント、アルメニアの遺産を反映した楽器まで様々なアプローチを試みています。アートワークはスケート・フォトグラファーの Atiba Jeffersonによるものでとても良いです。
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BURIAL/Antidawn/Hyperdub
コラボ、シングルリリース等は数多くありましたが久々の長編作。
パッチワークのソングライティングとアートワークからも感じられる幽玄的で不気味なオープンワールド、ゲーム空間の雰囲気の境界を探っています。
結果、安らぎと不安の両方が生まれ睡眠導入盤としておすすめですがオートリフトアップ&ストップ機能の
ないターンテーブルでは盤と針を痛める事になるでしょう。(CD、デジタル版も有)
2023年すぐにVinylリリースされる続編とも言える『Streetlands』EPも愉しみです。
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DAM SWINDLE/Keep On Swindling Pt. 1〜3/Heist
5枚選盤のルールを破ってでもご紹介したい。このデジタル時代にダンストラックでVinyl を同タイトルで3枚もリリース!
新しい音源だけでなく、Remix及びRe-Workされた古典的なトラックのコレクションで形成されてます。
Pt. 1ではコンガで埋め尽くされたタイトなガレージグルーヴが良い「Body Control」、UKの新進気鋭
Emma-Jean Thackrayによる見事なライブジャズのひねりとボーカルを加えたRe-Work的なRemix
「The Break Up 」、「64 Ways」はMayer Hawthorneをfeat.した楽曲を温かく、力強く、丸みのある
サウンドにした進化した2022Mix。
Pt. 2ではアフロ調のサウンドが多く収録されており「Good Woman」ではTim Julesが気持ち良く奏でる
素敵なオルガンとみずみずしい新鮮なボーカル。グアドループのバンドGaoulé Mizik「A ka Titine」の曲を
グッドグルーヴRemix。
feat. Tom Misch & Lorenz Rhodeの曲「Yes, No, Maybe」を魔術師Arp Friqueがトロピカルなディスコ
の方向性へRemix。
Pt. 3ではヴィンテージのサンプルベースのソウルフルさと、モダンなパーカッシブでメロディックな
トラック「You」と特別でレアな曲「The wrap around」2022Mix。
先述した「64 Ways」を新曲と思わせる様な素晴らしい型にしたNightmares on Wax Remixを収録。
Pt. 1〜3それぞれの盤に色があり全て欲しくなると思わせしまうコレクションですね。
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FOO FIGHTERS/Side A. Making A Fire Mark Ronson Re-Version
Side B. Chasing Birds Preservation Hall Jazz Band Re-Version/Roswell Records
昨年のRSDでリリースされたDEE GEES名義でのBEE GEESのオマージュも最高で今年のRSDも
FOO FIGHTERS、Dave Grohlの遊び心、Mark Ronsonのセンスとスキルが光る一枚をリリース。
Side A.では大きなギターを取り除き代わりにPRIMAL SCREAM『Screamadelica』とSTONES
の『Let It Bleed』時代とを掛け合わせた様な癖になるグルーヴを「Wild Horses」のカバーも良か
ったDAP-KINGらと共に創り上げています。
Side B.ではニューオリンズに現存する老舗、ジャズ・ハウス「Preservation Hall 」の専属
バンド、50年以上の歴史を感じさせる演奏が素晴らしい。
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RON TRENT presents WARM/What Do The Stars Say To You Francois K Continuous Mix/Night Time Stories
ハウスの重要人物RON TRENTがなんと11年ぶりに新作をリリース。
新名義WARMの名のもと放つ、自身がドラム、パーカッション、シンセ、ピアノ、ギター、を演奏、
生楽器とエレクトロニクスの調和がディープで陶酔的なサウンド達を生み出している。
ゲストも豪華でAZYMUTHのHIvan Conti とAlex Malheriros、Jean Luc Ponty, Gigi Masin 、
レーベルメイト?KHRUANGBINと錚々たる顔ぶれ。更にはマスタリングにFrancois Kervorkian
CDではContinuous Mixも手がけています。LPのUnmixedも良いですが是非Mix CDで昔、深夜に
BS等で放送されていた海岸線、夜景を飛行機から撮影された物とあわせて聴いて、観ていただきたい
アルバムです。
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この度はコチラの企画にお誘いいただきありがとうございます。長年にわたり
神鳥さんやスタッフの皆さんに年間ベストを送っていた事が繋がったものだと思っています。
今年は美しいモノにたくさん出会えた年だと思います。
また、新譜の Vinyl リリースも増えてイイ曲を探し出す事が多かった様に思う一年でした。
今回はLP、EP、12”、7”、CDの各フォーマットから一枚づつ選盤させていただきました。
HYNG
1982年生まれ。
地元・基町にあるAlternative Space COREにて『基町ブロックパーティー』を主宰。
直近では2023年2月4日に開催予定。
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The Linda Lindas / Growing Up / Epitaph Records
今年のサマーソニックでも話題となった、ガールズパンクバンドのファーストアルバム。
メンバー全員がミックスルーツであり、10代。演奏もメッセージも最高にカッコいい!
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bonobos/.jp / HIP LAND MUSIC CORPORATION / JET SET
2023年3月で解散を発表した、bonobosのラストアルバム。時代とともに変化してきたbonobosというバンドの最終形態を堪能出来ます。特に今作はボーカル・蔡忠浩の歌詞に注目。かれのルーツであるハングルが要所に散りばめられている所に感銘を受けるのは私だけではないはず。解散しないで。。
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ヒートウェイブ / 柱 / GREAT TRACKS
敬愛する山口洋アニキ率いるヒートウェーブのファーストアルバムが満を持してアナログ化されると聞き、迷わず購入。
文句なしの名作であることは言わずもがなだが、改めて聞くと今と全く変わらない山口洋の声に驚愕する。
ヒートウェーブのライブを見るためには東名阪辺りまで行かないと難しいが、山口洋のソロライブは毎年ヲルガン座にて行われているので、是非一度聞いて欲しい。魂が震えるよ。
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ECD / 失点in the park / P-VINE
ECDが私たちの元から去って約5年が経とうとするが、今でもたまに無性に聴きたくなる時期がある。そして、かれが今生きていたらどんなラップをするんだろう、などと妄想するところまでがワンセット。
今作は2003年に発表された作品で、今年待望のアナログリリース。これからもECDを聴き続けよう。
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春ねむり / 春火燎原 / specific recordings
シンガーソングライターであり、ポエトリーラッパーでもある春ねむりの最新作。
今年知ったアーティストの中で最も印象に残ったアーティスト。力強い声と、かのじょの発信するメッセージに惹かれました。これから全力で応援したい。
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企画にお誘いいただきありがとうございます。
今年はコンスタントにイベントを開催出来たし、行きたかったライブやイベントに行けたりとコロナ禍が続く中でも楽しめた1年でした。
2023年も主宰している『基町ブロックパーティー』を続けながら、別の展開も画策したいと考えています。来年も引き続きよろしくお願いします!
issei maru
新譜のレコードを買うのが好きです。とにかく好きです。その音楽が良いか分からない時もあります。
でも1歩進んで買う。分かろうとしている間にも変わっていきます。それでもブツを手に入れて分かろうとしてる時、情報だけではないものが自分のどこか深いところに残ります。何かが分かりそうな気がする夜は昼までの自分ではいられなくなる気もします。でも本当は何も分かってません。それでもとにかく新しいレコードを買っていたい、2022年に発売され手にしたレコードたちです。
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Cate Le Bon / Pompeii / Mexican Summer
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Provoker / Body Jumper / YEAR0001
中学生の頃からクラスで自分だけしか知らない音楽や映画やモノを好きになり、そんな人気ないものを好きな自分を何だかカッコいいと思ったり、はたまた大人になって行った自分が好きな音楽がかかるだろうイベントで「なんだ、結局みんなレコードが好きなんじゃなくてお酒を飲んでワイワイするのが好きなだけじゃん」とガッカリしてみたり、そんな恥苦しい人生を全て肯定して抱きしめてくれるかのようなYung Lean,Bladee擁するストックホルムのレーベル〈YEAR0001〉から2022年発のダークウェイブ&ポストパンクの美学。(なんとYung Leanの曲は2022年TikTokで最も使われたらしいですが) Youtubeで「Provoker on Audiotree LIVE」と検索お願いします。麻薬密売人のリーダーがポストパンクに憧れて子分たちに無理やりバンドをやらせている様で最高、棒立ち演奏や弟分に強制的に叩かせている片手シンセドラムに涙が出てきます。でも孤独への焦燥感と悲しみが滲み出ているアニキの唄声に一番涙します。カッコ良すぎて中学の頃の自分に教えたいです。
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Sofie Royer / Harlequin / Stones Throw
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RIKI / GOLD / DAIS
前作のダーク・ロマンス・ゴス全開のファーストレコードを経てDAIS印のニューウェイブへの美学はそのままに進化を遂げた幽玄神秘なRIKIの今作。特に後半のLast Summerから最後の曲にかけては高校生の頃に夏休み深夜にソファで眠りかけていたらTVから聴こえてくる80年台洋画を彷彿させるようなサウンドと構成、でもれは決してノスタルジックな過去への逃避ではなく2022年から次の新しい時代へ手を差し伸べてくれるように感じるのは一貫して彼女の金色に輝く精神を感じることが出来るレコードだから。ぜひYoutubeで「Florence&Selena」を観て確認してみてください。真夏の夜を魔女とドライブするような気分ですが、観終わる頃には同じ夏はやってこないことを知る侘しさもあります。泣ける。
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Chronophage / Chronophage / POST PRESENT MEDIUM
3作目にして作品にバンドと同じ名前を付けたテキサスはオースティンのパンクギターバンドChronophage。
「世の中にはこんな音楽をDIYでインディでやっているバンドがいるなんて!だから新譜を買うのは最高だ、泣ける!!」と若い頃だったら思ったかもしれませんが、そういう類のことを私は思わなくなり長い年月が経ちます。むしろ気を抜くと虚無が肩に手を回そうとしてくる時もあります。それでも「その時の一瞬一瞬を大切にしたい、どうせ人はいつか死ぬのだからなるべく優しくありたい」と教えてくれるのはいつもChronophage のようなバンドです。彼らの今作の名曲Burst The Shellを聴いてみてください。
ちなみに Chronophageは「時間がかかる」と言う意味らしいです。題名の真意は分かりませんが時間がかかってもブツにしてくれたことに感謝しきれません。知らないものに触れる事ができた。世の中にはこんな音楽をDIYでインディでやっているバンドがいるなんて、だから新譜を買うのは最高です。泣ける。
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レコードが好きで自分で作った際にSTEREO RECORDSさんが取り扱ってくれたことにとても感謝しています。誠にありがとうございました。
MU
左利き。
東広島市在住、元僧侶見習いの農業家兼DJ。無機と有機を行き来する広義のテクノを寡黙にかけるスタイルで「SO!!」「電子音楽をきいてみよう」という2つのイベントを不定期で開催し、電子音楽の底なし沼にズブズブと沈み続けている。
自身が代表を務めるkobitofarm ではオーガニックの採れたて野菜を随時出荷中。→ kobitofarm.base.shop
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Namix / Komyunike-syonn / Self-released
倉敷在住Namix氏のMIXCDです。波の音、人の声、ポコポコ音と音数少なめな程よいビート、心地よい感じから後半のノイジーで渦に巻き込まれていく感じが良きです。全く違うとこに着地していることでしょう。
車でエクスペリメンタル作品を聴くと車故障したかなと不安になることが多いけどこちらは快適に運転できました!
夜のドライブのお供に。
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Dinosawroid-Mane / 人工的急所 / HARD RETURN
関西を拠点にする大阪在住の音楽家です。昨年の作品UKのOpal tapes からリリースされた「AOB」はよく現場で使わせてもらいました。
今作は本当に危ない!壊れています!ありとあらゆる音のおもちゃ箱、もう現代版フリージャズ的なヤツでいいと思います。上記はA面。
B面は奥の方でずっとモゴモゴとビートが反復していていつ大きな音が入ってくるのかと毎度ビクつきながら聴いてしまいます!
が何も起きません笑
とにかくオススメできない作品です!
、、、が、怖いもの聴きたさでよければどうぞ。。。
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Multi-Surface / Aesthetics of Inequality Triangles / Not Not Fun
山口拠点の音楽家Multi-SurfaceがUSの“Not Not Fun”よりリリースしたアンビエント作品。
日本的、ジブリ作品を観たり、坂本教授を聴いてきた私たちには水のように体にスッと入ってくるのではないかと思います。
コロナによるパンデミックで自分と向き合う時間ができ、アンビエント作品の好リリースが続いた中でも、特にお気に入りの作品となりました、長くお付き合いできそうです。
こんなイメージで庭を作ってみたい。
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Sappow / Collapse EP / Self-released
佐賀在住のアーティスト。
以前のズレまくったレフトフィールドなダンスミュージック作品からお世話になってましたが今回は硬派なテクノ作品です。
現場でビシバシ行きたい時に使わせてもらってました。これでハメ倒したい!
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TATSUHISA YAMAMOTO / RECYCLING / Dasa Tapes
山口県出身、ECMとエクスペリメンタル、ミニマルミュージックが混ざり合ったような深く美しい作品。
「Ashiato」、「ashioto」に続く自分的名盤。
ステレオ17周年記念ライブに出演した石橋英子さん、ジムオルークさんとのカフカ鼾。
感動しました、来年もまた聴きたい。
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今年は自分達のパーティーをサポートしてもらったり、young Shojiに何回か出演させてもらったりスタッフ山岡くんには東広島で始めた「電子音楽をきいてみよう」に出演してもらったりと神鳥さん、山岡くんにはお世話になりまくりました!ありがとうございます。
そして広島や県外の20代のDJさんたちと共演させてもらって、刺激で痺れ続けた年になりました。
来年もどうぞ宜しくお願いします!
NAKAMATA
お好み焼きと鉄板焼きの店なかまた店主。
宮崎市出身。
レギュラーDJは、流川bar edgeにて毎月第3火曜「SMALL TALK」、第4金曜「SOL」の他、
「CARNAVAL」、「しくじるなよ、ルーディ」を不定期開催中。
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The Bash Tones / SOULDIES ARE FOREVER / MANGO HILL
ここ数年のチカーノソウルの隆盛にもれなく乗っかって、コツコツと7インチなど買ったりしてるんですが、これはLPで入手。
しかも全然国内流通しておらず苦労して手に入れた1枚。
Baby Bashてラッパーのことは全然知らなかったんですが、レイドバックした歌と演奏にラップが絡んで最高な内容です。
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Silk Sonic / An Evening With Silk Sonic / Atlantic
紹介するまでもないかもですが、今年よくかけたので。「Fly As Me」が僕は好きですね。
YouTubeでスーパーボウルのハーフタイムショー見てlive観たいなあと。
先日の大阪公演行った友人が最高だった、豆つぶみたいだったけど、て言ってました。
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Sam Redmore / Tears / JALAPENODonor
これもよくかけた1枚。ディスコクラシックの名曲を、というよりOrgan Donorのアレをカバー。
ラテンソウルダンスホールクンビア、みたいな混ざりまくった感じが最高で、
こんなのを見つけたいのでレコード買い続けるんです。
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Ozomatli / Marching On / Blue Elan
Cardi Bのブーガルーラップみたいな曲を探してSpotifyをウロウロしてたら「Sacude」を発見、オゾマトリじゃん!てなって即購入。
タイトル曲はこないだONDOでDJした時に、Mahina Appleさんのあの曲に繋ごうとして失敗しましたが、終盤に聴きたい良い曲。
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STE with J.LAMOTTA SUZUME / Re Blue / Flower Records
須永辰緒先輩のnewアルバム。J.Lamottaすずめさんを迎えてのジョニ・ミッチェルの「Blue」を丸ごとカバー。
ハタチ過ぎの頃に東広島(八本松!)にお呼びしてから、かれこれ25年近く経っておりますが結局1ファンなんですよね。
「organ b. suite」の頃から出るやつ全部買う、ていう。
これ書くのにググってたら、1/26にBlue Note Placeにフルバンドでの
liveがあるの知りました!行こうかな。。
そして1/14には辰緒先輩がリリースツアーで来広、どうぞよろしくお願いします!(告知のための1枚じゃないです、念のため)
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今年もいろんな音楽に出会えた1年でした。
何よりliveに行ける機会が増えたのが良かったです。生身の人間の歌と演奏はやはり最高ですね。
3年ものあいだ、灯を絶やさないよう頑張り続けている関係者の皆様には感謝しかないです。
来年には新たな景色が見れるんじゃないかと思って、もうしばらく僕も頑張ります!
RUSK
99年。島生まれ島育ち。
音楽食堂ONDOにて不定期開催TORIAEZUを主催。
Bar Edgeにて毎月第四金曜日開催SOLのバイトリーダーです。
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Matthieu Beck / Here Alone / Growing Bin Records
フランスのインディーバンドのAdam KesherのシンガーであるMatthieu Beckさんが、ロンドンに移住して制作されたアルバム。全曲通してトロピカルでありながらどこかドリーミーでバレアリックな一枚。
「Pick a Dub」のオマージュっぽいジャケットも相まって、リゾートでチルアウトしているかのような気持ちになれます。
Pat Metheny G roupっぽさも感じるA3のRooftop Romeがイチオシです。
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ISOR29 / Moon Phase Gardening / SECOND SIRCLE
コロンビアのTomas Garciaさんによる新プロジェクトのISOR29がロックダウン禍で作成した「月の満ち欠けが植物に与える影響」にインスピレーションを受けたミニアルバム。
Music From Memoryの傘下レーベル、SECOND CIRCLEからのリリースっていうのも内容の良さを後押ししてくれる気がします。
アンビエンスでミニマルっぽさもある派手ではない上品なディープハウス6曲入り。コンセプトアルバムの良さを知れた素敵な作品です。
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越智義朗 / NATURAL SONIC / Silent River Runs Deep
「流木を叩く、水面を叩く、地球の全てが彼の楽器になる」
素敵すぎるキャッチコピーで1990年に国内環境音楽をリードしていたNewsicからリリースされたパーカッショニスト越智義明さんの作品がアナログ化。
デジタルでずっと聴いていただけに個人的にかなりテンションの上がった一枚でした。
旅をしながら自然物を叩き録音した音と、サンプリング、シンセサイザー等が溶け合った作品。B3 EAR DREAMIN’が最高です。
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MARK de CLIVE-LOWE and FRIENDS / FREEDOM -Celebrating The Music Of Pharoah Sanders / SOUL BANK MUSIC
キーボーディストのMARK de CLIVE-LOWEさんがLAで行った偉大なるPharoah Sandersさんの楽曲を演奏したライブアルバム。名曲揃いの内容に、客演も超豪華、青山ときおさんによるジャケットまで全てが贅沢に感じるレコードです。
演奏、内容ももちろん最高なんですが、Pharoah Sandersさんの亡くなった後にリリースされたことで自分の中で特別な思い入れがある作品になった気がします。
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STEN aka Lawrence / EARTHSHINE / sushitech records
ハンブルグのディープハウス、ミニマルテクノシーンの立役者とされるLawrenceさんの最新作。片面2曲編成3枚組とかなり気合の入った作品で、煌びやかなキックレストラックに始まり、中盤から熱を帯びてきてフロア向けテックサウンドまで上がっていくアルバム。
なんと5年の月日を費やしたそうで、納得の内容と、タイトルの通り美しい音楽とジャケットにうっとりしてしまいます。
聴き込んでプレイにしっかり取り入れたいです。
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今年は世界的に大きすぎる出来事が何度もあり、病んだ世界だと感じることも多かったです。その中で周りの方々、環境に恵まれてパーティーを主催させて頂いたり、友達や先輩方と一緒に沢山遊ぶことができ、人生の中でかなり刺激的な一年になりました。
引き続き、充実した日々をみんなで楽しみ続けたいです!
年末にこんな素敵な企画に誘ってくれた山岡さん、STEREO RECORDSさん、ありがとうございます🙏
来年も感謝を忘れず、楽しみ尽くします🙌
SAKI
愛媛県出身、広島育ち、職業は介護士。
2021年11月からDJを始める。
ソウル、ジャズファンク、レアグルーヴなどが好き。
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J.P.Bimeni / Give Me Hope / Lovemonk
東アフリカのブルンジ共和国出身のソウルシンガーJ.P.BIMENI率いるJ.P.BIMENI & THE BLACK BELTSの新作アルバム。60年代のソウルをベースにした味わい深いサウンドの1枚。
2000年代初頭からロンドンを拠点とし活動するJ.P.Bimeni。Give Me Hope というタイトルにとても惹かれました。力強い歌声と、サウンドがとても好きです。
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Tanika Charles / Million Ways / RECORD KIKCS
カナダ、トロントの実力派R&BシンガーTanika Charlesの新作「PAPILLION DE NUIT : THE NIGHT BUTTERFLY」からの一曲。
暖かく伸びやかな歌声が素敵です。ソウル、メロウ、ファンク、とても大好きです。
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SANABAGUN. / 37.5℃ / CONNECTONE
2022年8月に配信リリース、新メンバーの磯貝一樹さんが主体となって作成された新曲。音楽への冷めることのない”熱”が溢れています。
SANABAGUN.は、ストリートにジャズのエッセンスを散りばめ、独自の個性とセンスを重んじて突き進む平成生まれの8人組ヒップホップチーム。大学生の頃から大ファンで、コロナ禍前は、サナバを追いかけ、全国各地のライブハウスへ遠征していました。
私が人生で初めて買ったレコードは、SANABAGUN.の「Flash」です。再生する機材も無いのに、勢いで手に入れました。
そんな私ですが、去年の年末からDJを始めました。レコードもたくさん聴くようになりました。小さなきっかけでも、世界が大きく変わることもある、SANABAGUN.に感謝と愛でいっぱいです。そして、これからもずっと大ファンです。
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中村佳穂 / Hank / AINOU
2022年3月にリリースされたアルバム、「NIA」からの一曲です。中村佳穂さんの歌声は、繊細でとても美しい。ゆったりとしたギターの音色と、歌詞に癒されます。
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石炭人 / ブラックマウンテンシャドー / 株式会社ローソンエンタテインメント
かつて福岡県飯塚市を中心に活動していたジャズバンド「石炭人」が1977年に自主制作リリースした幻の一枚の復刻版。
独特なメロディとトランペットの音色がとてもかっこいい。レコード屋さんで偶然流れていたのを聴き惚れ、迷わず手にしました。
よみがえった45年前の音楽。その背景を知ると、さらに感慨深く感じます。私にとって、宝物の1枚です。
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今年は、挑戦と挫折の一年でした。本当にいろんなことがありました。
楽しいことばかりではなく、辛い思いをすることもありましたが、そんな中で心を救ってくれるものは、やっぱり音楽でした。そして、音楽を通じてたくさんの素敵な人たちに出会えました。今、この世はコロナという流行病に翻弄され、思い通りに行かない事ばかり、皆それぞれの苦悩や辛さがあって、なかなか生きづらい時代だなと思います。それでも、しっかり前を向いて、楽しむことを忘れずに、これからもいろんなことを頑張っていきたいです。
今回、この企画に招待してくださった、STEREO RECORDS の山岡さん、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
神鳥孝昭
STEREO RECORDS代表
- BEYONCE / RENAISSANCE
- RIKI HIDAKA / MUSIC FOR 12 PAINTERS, A CALENDAR AND TORU KUWAKUBO
- DANIEL LANOIS / PLAYER / PIANO
- JOCKSTRAP / I LOVE YOU JENNIFER B
- the hatch / shape of raw to come
OST (O Som Do Labirinto) / Clube Tormenta
- NIAGARA / PARVA NATUALIA
- SUZI ANALOGUE / INFINTE ZONEZ
- BRIAN WILSON / AT MY PIANO
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色々と聴き過ぎて忘れてるのもありそうだけど、ぱっと出たのがこの辺。初のヨーロッパ・ツアーとか充実した1年でした。あまり過去は振り返らないですが、今年はずーっとPRIMAL SCREAMでした。
山岡弘明
STEREO RECORDS バイヤー。
プロフィール画像をシュッとしたのに変えました。
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RIKI HIDAKA / MUSIC FOR 12 PAINTERS, A CALENDAR AND TORU KUWAKUBO / SHINY SHINY RECORDS
RIKI HIDAKAの音楽を聴くといつも”言葉”について考えさせられる。音楽の姿かたちについて記述する際の定型の言葉・表現には決して回収しきれない”何か”がそこにはあるからだ。
美術作家・桑久保徹の個展に合わせて制作された12編の楽曲をCD3枚組にまとめた今作も、例にもれずそんな感じで、言葉にするとそのイメージに押し嵌めてしまう感じがしてどうにも心地悪い。
言葉を嫌う音楽。RIKI HIDAKAの音楽の凄みはそこにもあると思う。
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Twain / Noon / Keeled Scales
米のSSW/マルチ奏者、Matthew Davidsonによるソロプロジェクトの最新作 from〈Keeled Scales〉。
線が細いながらも芯のあるボーカルが紡ぐ伸びやかなメロディと、冬景色を想起させる静謐なピアノとストリングスが至極落ち着かせてくれます。
日が陰りだす午後から夕空が暖かなグラデーションを描くマジックアワーにかけて聴きたい微睡のフォークアルバム。
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Etta Marcus / View from the Bridge / Etta Marcus
名前を検索すると日本語のページすら殆ど出てこない、昨年活動を始めたばかりのロンドン南部ブリクストンのSSWによる5曲入りEP。
およそ20歳とは思えない渋味深みを湛えた声とオーセンティックなソングライティング、Lana Del ReyやWeyes Bloodの近作を彷彿とさせる室内楽的なアレンジが相まって、とりあえず何か彼女の肝っ玉の大きさみたいなものを感じます。って言ってたらどうやら今年の夏に〈Polydor〉と契約してたらしいです。要注目。
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大石晴子 / 脈光 / 大石晴子
元クアトロ、現月見ル君想フのなっかんに教えてもらったSSW。
類似が居そうで居ない発声/歌唱法とメロディライン、ブラックミュージックをベースにしながらも抽象性の高い音像と演奏に終始耳が奪われる。
とにかく色々定型からはみ出したことをやっていそうだけど、それらをさらりとやっている様に日本の若手SSW群の次のフェーズを確かに感じます。
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LOW END ACTIVIST – HOSTILE UTOPIA / SNEAKER SOCIAL CLUB
Patrick Conway名義でも活動する、ベルリン拠点のプロデューサーによる最新作。
ハードコア、ジャングル、ダブステップ、エクスペリメンタルを通過したようなグライム盤。なのでラッパーをフィーチャーした曲もあったりでシンプルにアガります。パンクに通じるフラストレーションの発露みたいな感じもあり、アグレッシブ~ラディカル色全開で今年の自分のムードにしっくりきたやつ。
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ストレートに行くとBig Thief、サニーデイ・サービス、Kendrick Lamar、ROSALÍA、Awichなどですが、自分がここでそれらを挙げてもなぁ…という感じなので、今回は裏ベスト的なのを挙げました。
とにかく激動の1年でしたよね。。。そもそも衣食住が事足りてるので音楽とかの文化に触れる余裕があるわけで、それが当たり前じゃなくなる日が来るのかも…とかそんな事を考えさせられた1年でした。
自分らは自分らにできることをやる。来年もよろしくお願いします。