畑のMINT CONDITION野郎


はじめまして。
少し前まで銀杏BOYZというバンドに在籍、ギターを担当していた「チン中村」と申します。
3年ほど前に、山口県の周防大島というところ島に移り住みました。そこでは農家と僧侶を兼務していまして「中村明珍」という名前になりま した。戸籍の名前は「中村章宏」と書いてなかむらたかひろ、と読みます。島から最寄りの文化大国、広島。島から最寄りのレコード屋、STEREO RECORDS。
うれしいオファーをいただきました。せっかくですので穏やかならざる日々を綴っていけたらと思います。先週、島の小学校の先生から「周防大島の10年後の未来」という題目で授業をやってほしいと依頼を受けました。
ライブの曲中で局所が出たり、どら焼きを食べたり、血が出たり、そういうバンドにいました。

6年生11人のクラス。限界集落の未来を担う子どもたちとは、僕も向き合いたいと思っていました。
もちろん授業なんてやったことありません。
以前は何をしていたのか、今は何をしているのか。パンクとは何か。
映像とスライドを駆使して必死の授業を展開しました。

テレビでは見られない謎の映像の連続に、子どもたちの眼にもスイッチが入りました。
テーマは「周防大島の未来」です。
国土交通省の日本の人口推移のデータ、島の人口の試算を用意。
みうらじゅんさんの一節を引用しての仏教観。大事なDIY精神の話。人間とは。本気でぶつかり、問いかけました。

100分ほどの授業を終えて、みんなの感想の発表がありました。

「先生は、なまえがたくさんあって、たのしそうだなとおもいました。」

よ、よっしゃ。

1月は周防大島町の成人式の講演で始まります。
(周防大島の正式名称は「屋代島(やしろじま)」です。)

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2016スケジュール

1月1日~3日 香川県善通寺勤務(初詣)
1月31日 周防大島「立川志らく独演会」(主催)image1

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