すべてがちょっとずつ優しい世界2


青葉市子さんを初めて聴いたのは『ラヂヲ』の頃だったと思います。細野晴臣、坂本龍一、コーネリアス、ユザーンとの演奏でアーティスト名義は「青葉市子と妖精たち」。細野さんとのデュエットは可愛らしく、コーネリアスのカバーもピタッとはまり素晴らしいのですが、しかし青葉さんのオリジナル曲こそが僕にとって強く「未知」であり大きな発見でした。常に音楽が物語をまとい、シンガーソングライターというよりも、静的で幻想的な語り部だなと感じました。

初めて演奏を見たのは二年前、Stereo Records 11周年記念の2016年の単独公演の広島クアトロ。お客さんの誰もが「本気で聴きに来ている」ことが会場の気配でわかり、結果やはりとても素晴らしいコンサートでとても感動しました。あの時配布されたノベルティ「あおばし」、僕は今も家で使っています。

西島のマンガ『すべてがちょっとずつ優しい世界』を良いと言ってくれて、縁あって親しくなり、こうして広島クアトロでのイベントが成立したことをとても光栄に思います。控えめながら強い物語性、静寂さ、シリアスさ。そういう部分に通じ合う部分があるのかもしれません。同時に「本気でいかなくては」という緊張感もあります。

12/6(木)広島クラブクアトロ「すべてがちょっとずつ優しい世界」

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