Frohes neues Jahr!!


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みなさま、あけましておめでとうございます。

今年度も、もっちこと森本をどうぞよろしくお願い致します。

2016年も明けて10日以上が経ちましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか??

わたしはと言いますと、友達が6日頃までドイツに滞在してくれていたので、共に旅をしたり〜共にジブリを見たり〜共にギターを弾いて歌ったり〜共にお菓子パーティーしたり〜と楽しい日々を過ごしていました🙆

新年早々、ドイツ感ゼロですが、頑張ってまいりたいと思います。

 

このコラム、ドイツのことを紹介していくぞっ!という責任感を背負ってスタートしていますので、ドイツの年末年始にまつわる無駄かもしれない情報から始めたいと思います。

前回はドイツのクリスマス、今回はドイツの年末年始にについてです。

ドイツ人は大晦日から新年にかけて、打ち上げ花火や爆竹をしまくるので、ドイツの各都市が戦場と化します。まじで、クレイジーです。みんなテンション高すぎてやばいです。わたしは、ドイツの首都、ベルリンのブランデンブルグ門の年越しパーティーに参加してきました!一番上がその写真です。

老夫婦がシャンパンをくれたり、美味しいものを食べたり、ライブを聴いたりして、みんなではじけまくりながら年を越しました!!

日本とは全く違った年越しを楽しめましたよ!

そして、ドイツで年越しするなら、ドイツ語のあけましておめでとうくらい言いたいと思っている、そこのあなた!お教えします。

ドイツ語でのあけましておめでとうは

Frohes neues Jahr!(フローエス ノイエス ヤー)

と言います!ドイツ人に偶然出会ったら、Frohes neues Jahr!と挨拶してみてください!きっと仲良くなれるはず🙆

なお、年越し前12/31の24:00まではGuten Rutsch!(グーテン ルッチュ)と言い、年越し後に初めてFrohes neues Jahr!という事ができるそうです。

年越し前にFrohes neues Jahr!と言うと、ドイツでは不幸を招くと言い伝えられているそうなので、ドイツで年越しをする際は、お気をつけくださいね!

ちなみに、それを知らなかった私は、年越し前のベルリン行きのバスの中で友達にドイツ語でのあけましておめでとうを教えるために、Frohes neues Jahr! をひたすら連呼していました。

2016年こそ幸せになりたい森本です。

 

はい、という事で、本題ですが、

ドイツのライブについて書いてみたいと思います。

ドイツのライブってどんなんやねん!と考えると、まず、ドイツでどうやってチケットを探して、購入するのかと言う疑問が出てきますよね。

チケットの探し方は好きなアーティストのサイトでライブの詳細を探す事が多いです。それが一番手っ取り早い方法では無いかと思います。

 

次に、チケットをオンラインサイトから購入する方法ですが、

日本みたいに、e+とかローチケ.comとかぴあとかチケットを販売しているサイトがヨーロッパ各国に沢山あるみたいです。

私はチケットショップではなく、そういうサイトからチケットを購入しています。

そういうサイトにはアーティストのオフィシャルサイトから飛ぶことができます。

わたしはいつもそこから手探りで購入していまが、

同じアーティストのライブでも、開催国が違えばチケットのオンラインサイトも変わってきます。まあ、国が違えば言葉も違うわけで、

もちろん、全て英語かドイツ語…

ベルギーでのライブを取ったときはフランス語でした…分かるわけなかろうが…と泣きながら、それでもライブに行きたいので、頑張って取ります。

そして、Google先生に頼ります。(いつもありがとうGoogle先生)

 

そんな感じで、チケットを確保したら、次は発券の段階に入りますよね。日本だと住所に届けてもらうか、コンビニで発券すると思うんですが、ドイツには日本のような便利なコンビニがありません。

ちなみに営業法が厳しいドイツでは個人が経営している小さなkioskは沢山あっても、24時間営業、日曜も空いているお店というものがほとんど無いのです!

日本にいる頃からいつもセブンかローソンで発券をしていた私、どうやってチケットを手に入れるのか途方に暮れていましたが、

Mac DeMarcoが出演するフェスが1週間後にある事を知ってしまっている私は何としてでもチケットを手に入れなければなりません!!

チケット発送したら1週間で届くか分からへんしな〜と思っていたところ、発券のページで何やら不思議な選択肢を発見。

“Copy at home”というものでした。え?家で印刷したらそれでオッケーなん?そんなんで大丈夫なん?という疑問を抱きつつ仕方ないので、Copy at home(大学でしたので本当はCopy at Universityでしたが)をやってみました!

 

普通にA4の紙に白黒コピーをしただけのチケット…不安が募ります。

チケット引き換えの前で、はたして、本当に入れるのだろうか…ドキドキ…としていましたが、、、、、、、、

結果、普通に入れました。

そして、フェスを心行くまで楽しみました。

かの有名なThe Beatlesが下積み時代に拠点としていたレーパーバーンでフェスがあるという事で、一人でしたが、ばっちり、ビートルズの像と写真撮影してきました。強面のおじさんに頼みました。快く引き受けてくださいました。優しかったです。写真が撮れたことにテンションぶちあがりました。

はい、ドイツ・ハンブルクの音楽シーンの盛り上がりと言うものを目の当たりにしてきました!

熱かったです!結構いいライブがいっぱい見れました!オーストラリアのアーティストとかヨーロッパで見れるとは思ってなくて、すごいたのしかったです!

 

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REEPER BAHN FESTIVAL 2015  at Hamburg
オーストラリアやイギリス、ドイツなどのインディーシーンを中心として、世界各国のアーティストが出演するサーキット形式のフェス。ライブだけでなくカンファレンスプログラムやセッション、パフォーマンス、DJパーティーなどを複合させたフェスである。ライブハウスや教会、レコードショップなどが会場となっており、色々なところをハシゴしてライブを見る。次回、2016年度の開催も決定している。

 

 

フェスのときは、チケットのバーコードを読み取るだけで入場ができたのですが、ライブなどになると、さらにゆるくなり紙見せただけではいオッケーと言われて入るような所もありました。

けど、持っていたビールは取られました。

どんなにゆるいドイツでもビールは持ち込み不可なんだという事を学びました。

そして、入場ですが日本みたいに整理番号とかがありません!

早くくればくるほど早く入れると言う仕組みなんですね!そのため基本的に時間を持て余している私は最前列でライブが見れちゃいます。最高です。ドイツ最高です。ミーハーです。

フランスのテロ以降、ライブ入場の際の荷物チェックは厳しいですが、それ以外はいつも通りゆるーく、みんなビール飲みまくり、会場は禁煙なのにライブ中にもタバコを吸いまくり、ゆるーくライブを楽しみます。

まあ、ドイツのお客さんのノリはあんまり日本とは変わりません!日本よりちょっとクレイジーかな!!と思うくらいです。酔っぱらってめっちゃ奇声あげる人とか居て逆に楽しいです!

 

Mac DeMarcoの時は女子がキャーキャー言いすぎて、曲を隣で大声で歌いすぎて、Mac DeMarcoの声聴けない事が多々ありましたが、みんな超フレンドリーでみんな友達って感じで、まあ、楽しめました!!

ライブ自体は超最高でした!

まず、始まる時間が深夜12時過ぎで一番大きな会場のトリ、みんなのテンションが高まらないわけない!!私もSalad days Tシャツ(Mac DeMarcoの2ndアルバム)を着てテンションは上々!パリーナイトしてきました!

Mac DeMarcoのメンバーたちはクレイジーすぎて唾飛ばしあってたし、結構ステージと客席が遠いのにメンバーがダイブしてたり、アンコールでノイズ的な曲だけをして、ドラムとキーボードはやることがないのか、スピーカーに腰掛けてビール飲んでたり、ゆるゆるでしたが、新しいアルバムをメインにしたセットリストでしっかりとチルさせてくれました!特に最高だったのはやっぱ、私が大好きなSalad daysでしたね!終盤にやってたけど、気持ち良いのなんのって…とろけました。

ライブで隣に居合わせていた、ミーハーな超かわいい女の子は紙吹雪を持ってきていて、終盤にばら撒いていました。

ライブ後に掃除をせねばならん人の気持ちにもなってほしいものです。

Mac DeMarcoのライブは日本で行くのに限ります!みなさん!!これほんと!!帰ったら来日してほしいな〜( ᐛ✋)パァ

 

そんな感じで、ドイツのライブについて書いてみました〜こんなもんかいと言われそうですが、これが森本クオリティ。

次回もドイツの音楽に関することを皆さまに知っていただければ良いな〜という感じで書いていきたいと思います。

 

また長くなってしまいましたが、次からは簡潔に書けるように頑張ってみたいと思います。

 

次回のコラムは、ドイツのレコードショップってどんな!?というテーマで書いてみたいと思います〜!

 

それでは、2016年も皆様にとって幸福で、良い音楽に出会える、良い音楽を体験できる実りのある一年になりますよう心から願って、Mac DeMarcoのライブ映像を載せて締めたいと思います。

ちょっと古いやつですが、これも超最高です。

それでは、次回まで!

 

Tschüüüs!!!(チュース)